冬に出てくる虫 ニセセマルヒョウホンムシ | 株式会社ハウスドクター
2023/12/11
初冬から春にかけて出てくるニセセマルヒョウホンムシ。
体長は2~5㎜の卵型で光沢のある赤褐色の体をしています。
名前の由来は動植物の標本を食害することからつけられたのですが
今では日本の一般家庭でも発生しています。
乾燥した動植物質を好んでえさにするため、日本の家庭では主に
米ぬか、小麦粉、煮干し、ペットフードなどの乾燥した食品に発生します。
ネズミの糞や死骸にも発生するため、食品工場や倉庫などで発生し問題に
なることもあります。
直接、人に危害はありませんが食品の異物混入にもなり、何より不快ですね。
対策としては
乾物などの食品は密閉容器で保管し、こぼしてしまった食品はきれいに
清掃しましょう。
市販の殺虫剤で駆除できますが、発生した食品は廃棄してください。
また、ネズミがいる場合は速やかに駆除することが必要です。
何の虫か判断できない場合や、大量に発生したり、ネズミの駆除など
対応が難しい場合はお気軽に当社までご相談下さい。