気づいたらお米に虫がついている !? |株式会社ハウスドクター
2025/02/19
お米の高騰が続いていますが、せっかく買ったお米に虫が付くと大変ですね。
ご家庭で保管している米びつにいつの間にか入り込み増えていく虫ですが
主に「コクゾウムシ」と「ノシメマダラメイガ」の2種類がいます。
「コクゾウムシ」は成虫は3㎜ほどの小さな黒っぽい体をしており、お米に
卵を産み付け、お米を食べて成長します。
「ノシメマダラメイガ」は1㎝ほどの白っぽい幼虫がお米の胚芽部分やぬか部分を
食べて成長し蛾になります。
どちらも気温が15℃以上あれば発育できるため、暖かい家の中の米びつは十分環境が
整っています。
では発生させないためにはどうしたらよいのでしょうか。
米袋のままで保管せずできるだけ密閉容器に入れ、風通しの良い涼しい場所
(なければ冷蔵庫が望ましい)で保管し、長期間保管をしないようにしましょう。
冷蔵庫に入れる場合は、結露ができカビが発生する可能性もありますので早めに
消費しましょう。
なかなかお米も場所を取りますので、米びつに虫除け剤を入れても良いでしょう。
手軽にスーパーなどで米びつ専用の虫除け剤を購入できますので活用しましょう。