トコジラミの被害が増えています |株式会社ハウスドクター
2025/02/12
昨今、日本でもトコジラミによる被害が増えて来ています。
海外からの旅行者の荷物に付いて持ち込まれたり、海外製品の通信販売などの
ダンボールや家具に紛れ込んで運ばれてくることが多いようです。
宿泊先や自宅、中には電車での被害も報告されています。
トコジラミは5㎜~8㎜ほどの茶褐色の体をしていて、明るい所が苦手で昼間は
ベットやたたみ、カーペットやソファなどの隙間に隠れており、夜になり人が
寝静まった頃に出て来て、人間の血を吸います。
衣類から出ている腕や足、首回りなどを刺されることが多いようです。
刺されると個人差はありますが、強いかゆみを伴う赤い発疹ができます。
ダニも同じようなかゆみや発疹ができますが、ダニはとても小さくすぐに肉眼では
見つけることが困難です。
一方トコジラミは吸血したほとんどがフンとして排出されるため、潜伏箇所付近に
血糞が付着し赤黒い汚れとして残り、そのためトコジラミと判断できます。
では自宅に持ち込まないためにはどうすればよいのでしょうか。
通信販売などの荷物が届いたら、まずは玄関(浴室でも可)で開封し中身を確認します。
梱包材にフンが付いていたり、トコジラミが紛れていないかを見て下さい。
梱包されていた段ボールなどはビニール袋に入れしっかり口を縛っておき早めに
処分しましょう。
トコジラミにはピレスロイド系の殺虫剤(市販されています)が効くと言われて
います。
しかし、中には耐性が付いた強い個体もいますのでご自身で駆除が難しい場合など
当社までご連絡ください。