冬場のハチはどうしている? |株式会社ハウスドクター
2025/01/22
冬になると見かけなくなるハチはどこにいるのでしょうか。
まずミツバチは働き蜂と女王蜂が一緒に巣の中で蜂蜜などをエサにして越冬します。
一方、凶暴なスズメバチの働き蜂は冬になると死んでしまい、新しい女王蜂だけが
土の中や倒木の影などで冬眠します。
またアシナガバチも同様で働き蜂は死んでしまい、新しい女王だけが倒木の中や
住宅の屋根裏などで冬眠します。
ただしアシナガバチの中には集団で冬眠する種類もいますので注意が必要です。
時にはスズメバチの古くなった巣の中で冬眠することもあります。
そして新しい女王蜂は4月頃に目覚め、巣作りが始まるのです。
冬場に蜂の巣(ミツバチ以外)を見つけてもほとんどが空っぽの状態ですが、
まれに他のハチが冬眠に使っている場合もありますので、できるだけ駆除しておく方が
よいでしょう。