10月、11月に出てくる小さな羽アリはサクラアリかもしれません |株式会社ハウスドクター
2024/11/06
春から初夏に出てくる羽アリと言えばシロアリを疑ってしまいますが、
10月~11月頃にも出てくるとても小さな羽アリがいます。
それはほとんどがサクラアリの羽アリです。
サクラアリは2㎜~5㎜ほどの小さな褐色のアリで、人や家屋に害を
及ぼすことは有りません。
しかし、家屋の床下の土壌や壁内に営巣することもあり、その羽アリが
家の隙間などから部屋に侵入してくることがあります。
羽アリが発生するのは比較的暖かく風のない日の午前中から昼頃です。
とても小さいため網戸もすり抜けたり、わずかな隙間からも部屋の中に
侵入してきます。
害はないとはいえ、部屋に侵入されると不快ですね。
駆除するには
まず羽のない働きアリなら、市販の毒エサを巣に持ち帰らせて、巣ごと退治する
駆除剤が効果的です。
羽アリは掃除機で吸い取るか市販の殺虫スプレーで駆除することができます。
しかし、サクラアリは湿気の有る床下などを好んで営巣することから
湿気があるとシロアリの被害や木材の腐れの心配も出てきます。
サクラアリが発生した場合でも数日経てば落ち着いてきますが、
大量に発生したり、ご自身で駆除が難しい場合やシロアリが心配という方は
お気軽に当社までご相談下さい。