縁起の良い虫?!緑色の細長い虫 クサカゲロウ | 株式会社ハウスドクター
2024/07/31
きれいな細長い黄緑色の体をした虫「クサカゲロウ」
草色の体をしていることや、成虫がくさい臭いを出すため
クサ(い)カゲロウと呼ばれるようになったという説があります。
(ただしくさい臭いを放つのはごく一部の種類のようです)
羽には超音波を防ぐ組織器官があり、コウモリに食害されるのを
防ぐ働きがあると考えられています。
幼虫の時にアブラムシなどを食べることから農家にとっては益虫と
されています。
またクサカゲロウの卵の形態が憂曇華(うどんげ)と呼ばれているために、
クサカゲロウの存在自体が如来のご利益を得られることの象徴になっています。
※憂曇華(うどんげ)は仏教の経典に登場する、如来が3,000年に一度
現れる時に咲くという伝説の花です。
ただクサカゲロウが現れたからと言って直接的に何か幸運が舞い込むという
よりは、物事をポジティブに考えるきっかけになるくらいに思っていた方が
良いかもしれません。
人には特に害はありませんので、そっと外に逃がしてあげましょう。