益鳥のツバメは捕獲してはいけません | 株式会社ハウスドクター
2024/04/17
昔からツバメの巣ができると縁起が良いと言われており
害虫を食べ農作物を守ってくれるため益鳥に分類されています。
人通りの多い家の軒先などに巣を作ることから、繁盛している家、
商売繁盛のイメージが定着しています。
実際にはツバメにとっても、人通りが多いことで他の鳥や動物が
寄って来にくく巣を守れるというメリットもあるようです。
ヒナが産まれエサを運んでくる光景はほほえましくもありますが
反面、フンの被害に悩まされることにもなります。
巣の下にフンや泥が落ちてくると、不衛生ですし病原菌の媒介やダニなどの
発生にも繋がります。
しかし、ツバメは鳥獣保護法により卵、ヒナ、親鳥ともに捕獲は禁止
されています。
そのため、巣を作り子育てを始めてしまったら、ヒナが巣立つまで
2週間ほど見守らなければなりません。その間、フンを掃除したり
可能なら板など設置し防ぐなど、私たちもうまく付き合えるといいですね。
ヒナが巣立った後の空の巣は撤去して構いません。
ただし子育ては年に2・3回繰り返すため安全に子育てできた巣は気に入って
次も使うことありますし、壊れていても修復して使うこともあります。
巣を作られるのは困るという方は、巣を作られる前に予防することが先決です。
巣を作りそうな箇所に忌避剤を塗布したり、防鳥ネットを張ったりするなどの
方法がありますので、お困りの方は一度当社までご相談下さい。